わたくしがCMS構築にJoomla!を選択した理由をご説明いたします。
CMS遍歴
わたくしがこれまで経験したCMSは次のとおりです。
ただし、 Aboutで記しましたとおり、わたくしはITC関連の職歴はございません。これらは、あくまで個人的に構築・運用している(運用してきた)もので、趣味の範囲にすぎません。XoopsやDrupalで少人数の会員制サイトを制作したこともありました。
Joomla! 面白い!?
そんな経験を経て、現在Joomla!にはまっております。
Word Pressと同様、Joomla!もインストール自体はそれほど難しくありません。レンタルサーバーでしたら、データベースの作成に慣れてさえいれば、10分とかからないでしょう。
ところが、「さて、ここからどうすればいいのか?」が解かりません。解らなければ、とりあえず検索ですが、「Joomla!」で検索しても、日本語のページはWeb制作会社のサイト、簡単な紹介記事、もうサポートの切れているバージョンの「インストールしてみました」記事ばかりです。Official Japanese Translation TeamであるはずのJoomla! JAPANのサイトははっきり言って「死に体」で、リリース情報しかありません。書店にいっても参考書はありません。Amazonで探しても洋書しかありません。
それで、終わり。個人レベルのチャレンジは「そんな感じなのではないかなぁ」と想像しています。とにかく日本語の情報が皆無です。
しかし、還暦過ぎたJoomla! ひよっこおじさんに時間だけは余りあります。英語は全くできませんが、Google翻訳やAI翻訳を使いながら、英文で検索をして必要な情報を探しています。自分が直面しているトラブルは結構、海外のJoomalコミュニティで回答を得られたりします。結構それを探し出すのが楽しいのかもしれません。
そして、それぞれの仕組みが段々見えてくると、「Joomla!って面白い」と感じてくるのです。多機能で難しいからこそ、理解が少しでも進むとと、今度は「Joomla!って解りやすい」となってくる気がするのです。
また、退職のちょっと前ですが、システム担当に無理をいって、わたくしが管理者として自分の部署内専用のマニュアルサイト作成の許可をとり、Joomla!でCMSを構築しました。部内の各スタッフに自分の業務をマニュアル化しもらうのですが、スタッフは遠慮がありません。「あーしたい、こーしたい」のリクエストに答えるべく勉強する度に、自分のスキルが上がっていくのを感じていました。
何故、Joomla!
以上、あれこれ取り留めなく書き連ねてきましたが…わたくしが何故Joomla!を選択したのか、整理してみるとその理由は次のようになるかと思います。
- 初心者にはとっつきにくいが、基本的なことが理解できれば、実はとても解りやすいCMSである
- 日本語の情報なんて最初から当てにしなければ、Google翻訳やAI翻訳に頼って頼って、英語で検索すれば何とかなる
- 沢山見つかるYoutubeのチュートリアルも英語だけれど、動画であれば結構理解できる
- 英語のできない自分が、一歩ずつ克服できているのが楽しい
- あまんじゃくなので日本語情報で溢れかえっているWord Pressは使いたくない
Joomla!の魅力
個人のたわごとはこれくらいにして、すこしだけ真面目にJoomla!の魅力を簡単に列挙します。
- ユーザー管理やアクセス権管理に秀でています
- 会員制サイト構築も簡単です
- 企業内CMSも職権に応じた細かなアクセス権管理が可能です
- テンプレートやエクステンションを提供する企業・個人が多数存在します
- わたくしは、再勉強の意図もあり、あえてシンプルな同梱テンプレートのCassiopeiaを使ってイチから構築しています
- これに対し、サードパーティ製の優れたデザインのお気に入りテンプレートをQuickStartでJoomla!コアごとインストールすれば、メニュー構成やモジュールの使い方を解剖的に勉強することができます
- 因みに、わたくしはテンプレートプロバイダーの一つであるJoomShapreにサブスクという勉強代を払っております
- テンプレートやエクステンションのプロバイダーの多くが、Webページの構築ツールPage Builderを提供しており、多様なデザインを簡単に構築できます
最後は、Joomla!オフィシャルサイトのご案内です
- What is Joomla?
- 右クリックして「日本語に翻訳」です
以上、Joomla! ひよっこおじさんの駄文をお読みいただきありがとうございます。